CONTENTS

WordPressホームページ開設後にやるべき9つの初期設定とは?

WordPressホームページ開設後にやるべき9つの初期設定とは?

WordPressでホームページを開設したら、すぐに記事を書きたくなりますよね!でも、その気持ちをグッとおさえて、まずは必要な初期設定をおこなってください。

初めにちゃんと設定しておくと、見た目が良くなったり使いやすくなるだけでなく、ユーザーに訪問してもらいやすくなります。

逆に初めに設定しておかないと、後で変更するのに苦労したり、アクセス数に影響が出る可能性も。
この記事では、WordPress開設後にやるべき9つの初期設定を解説します。画像付きでわかりやすく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね!

WordPressでホームページを開設した後、やるべき初期設定は次の9つです。

それぞれを詳しく解説しますね!

目次

サイトタイトル

こんた

サイトタイトルとは、サイト全体のタイトルのことで、記事ひとつひとつのタイトルとは違い、「サイトの看板」のようなものです。

ホームページ集客において非常に重要な要素で、サイトの印象を大きく左右します。ユーザーにサービス内容が一目で伝わるようなサイトタイトルをつけることが大切です。

具体的には、次のような点に注意してみてください。

適切な文字数にする

サイトタイトルの文字数は、31〜64文字が適切と言われています。30文字以内だとクローラーが上手く認識できません。また、65文字以上だとスマホの検索画面では途中までしか表示されないからです。

サイトタイトルを記事タイトルと合わせて表示する設定の場合は、32文字くらいを目安に考えてみてください。

キーワードを入れる

サイトのタイトルには、検索でヒットしてほしいキーワードを含めます。このキーワードが入っていると、サイトのジャンルや、どのようなサービスを提供するのかもユーザーに伝わりやすくなります。

サイトタイトルの設定方法

  1. ダッシュボードのメニューバーの「設定」から「一般」を選択します。
  2. 「一般」画面の中にある「サイトタイトル」横の枠の中に、自身で決めたサイトタイトルを記入します。

キャッチフレーズ

こんた

キャッチフレーズとは、サイトの内容や特徴を、分かりやすくまとめた説明文です。

キャッチフレーズは、通常サイトタイトルの近くで表示されます。どんなサイトかを伝える大切な要素なので、サイトの集客にも影響すると言えます。

誰に向けて、どんなジャンルなのか、キーワードを入れてユーザーに瞬時に伝わる内容にしてみてください。

キャッチフレーズの設定方法

  1. ダッシュボードのメニューバーの「設定」から「一般」を選択します。
  2. 「一般」画面の中にある「キャッチフレーズ」横の枠の中に、自身で決めたキャッチフレーズを記入します。

パーマリンク

こんた

パーマリンクとは、webサイトのページごとに設定されているURLのことです。

Webサイトには、1ページずつURLが割り当てられていて、URLの構造は次のようになっています。

https://●●●.jp/□□□□

あなたのWebサイトのURL(https://●●●.jp)の次にページを表す英数字をあわせた文字列(□□□□の部分)が記載されています。これが、パーマリンクです。

パーマリンクは、SEO対策する上で記事の内容がわかる、シンプルな英単語の組み合わせ」で設定するのが必須!

SEO対策上とても大事なもので、一度決めたら変更しません。パーマリンクを変更すると、各ページのURLが変わってしまうからです。URLが変わると、Googleなど検索エンジンがデータを取得できなくなり、SEOの評価がリセットされてしまいます。

パーマリンクは、最初の設定ではワードプレスが自動で英数字を割り当てるようになっています。
そのため、パーマリンクを自分で設定できるように、最初に変更する必要があります。

パーマリンクの設定を変更する方法

ダッシュボードのメニューバーの「設定」から「パーマリンク」を選択し、パーマリンク設定画面で、自分の好きな英数字を設定できるように変更します。

パーマリンクの設定画面が開いたら、「カスタム構造」を選択。次に「%postname%」を選び、「変更を保存」。これで記事タイトルが、パーマリンクのURLに組み込まれるようになりました。

ファビコン

こんた

ファビコンとは、そのサイトのアイコンのことで、主に次のような場所で使用します。

  • ブラウザのタブ
  • ブックマーク
  • スマホでホーム画面にサイトを登録したときのアイコン

タブのファビコンは、ブラウザでページをたくさん開いているときの目印になります。ファビコンを見ただけで、どのサイトか直感的に認識できるので、ユーザーの使いやすさをアップしてくれます。

ファビコンに画像を使う場合には、使用場面をイメージして、シンプルでわかりやすい画像がおすすめです。

ロゴがある人はロゴを使うと、わかりやすいですね。

ファビコンを作成する時に注意してほしいこと

  • 画像がきれいに表示されること
    アップロードしたときは十分なサイズであっても、表示されると最小で16×16ピクセルに変換されてしまうため、ちゃんと表示されるか確認します。(画像がつぶれてしまったり、画像が認識できないなど)
  • ロゴ、素材サイトのデータで、商用利用不可のものは使用しない
  • グレー、白のファビコンは避ける
    タブの色と同化して、ファビコンが認識しづらくなるためです。

ファビコンを設定する方法

ファビコン設定 STEP
ダッシュボードのメニューバーの「外観」から「カスタマイズ」を選択します。
ファビコン設定 STEP
カスタマイズメニューの中から、「サイト基本情報」を開きます。

この時に、「サイト基本情報」と選択する前に「WordPress設定」と出る場合もあります。
私の利用しているテーマSWELLと同様の場合は、「WordPress設定」>「サイト基本情報」となります。

ファビコン設定 STEP
「サイトアイコンを選択」

「サイトアイコンを選択」からファビコンの画像をアップロードします。アップロード完了後、右下の「選択」をクリックしてください。

ファビコン設定 STEP
公開する

「サイト基本情報」「公開」をクリックすると、ファビコン設定が反映されます。

プロフィール

こんた

WordPressのプロフィールとは、サイト運営者の自己紹介や、そのサイトがどんな発信をしているかを説明をする場所です。

プロフィールがあることで、運営者自身がどんな人物で、どんな想い・目的でそのサイトを運営しているのかをユーザーに伝えることができます。

WordPressのプロフィールを設置できる場所は、3か所あります。

  • サイドバー
  • 記事の下
  • プロフィールページ

プロフィールを設置できる3ヶ所について、簡単に説明します。

サイドバー

パソコンのブラウザ表示だと、プロフィールを最も見てもらいやすい場所ともいえます。本文を読む前に目にしやすいので、運営者がどんな人かわかりやすく伝わるように記入します。(ただし、スマホだとかなり下の方の表示になります)

記事下

記事下のプロフィールは、本文を最後まで読んでもらった人だけが見るので、露出量が少ないですが、SEO対策の上で「信頼できる人が書いている」という権威性を提示できる場所です。
また読者にも記事の内容を信頼してもらえるというメリットがあります。そのため、記事下のプロフィールでは、簡単な経歴や実績など信頼を証明できる情報を伝えることが大切です。

プロフィールページ

プロフィールを独立したページとして見せたい場合は固定ページで作成します。より詳しい自己紹介や、サイトの説明をすることができます。

わざわざそのページを1クリックしてプロフィールページを開いてくれるユーザーに、ストーリー形式のプロフィールなどで文字数制限なく伝えることができるので、信頼や共感を得られる可能性も高くなります。

プロフィールの設定方法

プロフィールを「サイドバー」「記事下」に表示する方法は2つあります。

  1. ウィジェットを使う方法
  2. ユーザー設定を使う方法

順番に説明しますね!

1.ウィジェットを使う方法

ウィジェットを使う方法は、どのテーマでもサイドバーや、記事下にプロフィールを設置できるのでおすすめです。

サイドバーに表示する場合

  1. ダッシュボードのメニューバーの「外観」から「ウィジェット」を選択
  2. 「サイドバー」「テキスト」を追加します。(ウェジットの追加はクリックまたは、ドラッグ&ドロップでできます)

テキストをプルダウンで開き、タイトルプロフィールの内容を入力します。

テキストウィジェットでは、「メディアを追加」から画像を挿入することも可能です。最後に右下の「保存」をクリックで、サイドバーのプロフィール表示は完了です!

記事下部に表示する場合

ダッシュボードのメニューバーの「外観」から「ウィジェット」を選択し、サイドバーに設置したときの方法で、「テキスト」を選び、プルダウンから「投稿本文下」「記事下部」などのテーマに属したウィジェット置き場を選択し「ウィジェットを追加」をクリックします。

あとは、サイドバーの時と同様に「タイトル」「プロフィールの本文」「画像」を設定します。

2.Wordpressの「ユーザー設定」を使う方法

サイドバー・記事下に表示する場合

「ユーザー設定」を使う方法は、テーマによって、サイドバーや記事下に表示ができない場合があります。その時には、ウィジェットを使う方法で設定してみてください。
ダッシュボードのメニューバーの「ユーザー」から「プロフィール」を選択します。

名前画面を下の方にスクロールし、「名前」の画面を表示。ワードプレスに表示させる名前を入力していきます。
※「名」「姓」は必須ではありません。「ニックネーム」は必須なので入力します。
ブログ上の表示名「名」「姓」「ニックネーム」を入力したものが、プルダウンで出てくるので、その中から選択します。
メール連絡先のアドレスを、「サイト」にはあなたのWordPressサイトのURLを記入してください。
プロフィール情報プロフィール文を記入します。 ここではあまり長くならないように自己紹介をします。
プロフィール写真プロフィール写真の設定は、お使いのテーマごとにことなります。

プロフィール写真について

プロフィール画像のアップロードの欄が出てきたら、「選択」をクリックします。メディアライブラリまたは、新しい画像を選択してアップロードしてください。(プロフィール画像の推奨サイズは240×240px です)

出て来ない場合は、WordPress.comのアカウントを作成し、Gravatar でプロフィール画像の設定を行う必要があります。

すべての編集が終わったら「プロフィールを更新」をクリックします。これで、プロフィール画像を設置することができました。

プロフィールページを「固定ページ」で作成する場合

ダッシュボードの「固定ページ」から「新規追加」を選択します。

新規作成画面に、プロフィールページに表示したい「タイトル、本文」などを入力。アイキャッチ画像も設定します。URLスラッグ(パーマリンクのこと)には、『profile』と入力。(その下にある固定ページを表示する場所に反映されます。)

固定ページで作成した「プロフィールページ」は、リンクを貼らなければどこにも表示されません。

サイドバーや、記事下のプロフィール内にリンクを貼ったり、グローバルメニューに設定して、プロフィールページへの導線を作ってください。

OGP

こんた

OGPとは、Open Graph Protocolの略称です。Twitterrや、FacebookなどSNSでサイトの記事をシェアした時に、表示させる情報設定を行います。

設定する情報は、タイトル、サムネイル画像、説明文などの項目です。

SNSはホームページへの大事な入口になるため、サイトの個性や魅力が伝わるように、OGPの設定をすることをおすすめします。

OGPの設定方法

WordPressのテーマにOGP機能が入っている場合があります。その場合は、テーマでOGP設定します。

設定が完了したら、OGP用のソースコードが吐き出されていることを以下のサイトで確認してください。

FacebookやTwitter、LINEでの動作も確認できます。
調べたいURLを入力し、「確認する」ボタンをクリックするだけでOK!

テーマにOGPの設定がない場合には、「All in One SEO」「SEO SIMPLE PACK」「Yoast SEO」などのプラグインを使用して設定します。
私は「SEO SIMPLE PACK」を推奨しています。

サイトマップのページの作成

こんた

サイトマップとは、サイト全体の地図のようなものです。ユーザーにこのサイトにはどんなページがあるのかを伝えることができ、リスト形式で表示されます。サイトの階層構造も一目でわかります。

サイトマップは、SEOに直接的な効果はありません。でも、全ページにクローラーが回遊しやすくなって、ユーザーもコンテンツを見つけやすくなるので、間接的に効果が期待できます。

また、サイトを運営している側にも、自分たちでページのすべてを確認できる等のメリットがあります。

サイトマップのページ作成にはプラグインがおすすめです。

中でもおすすめのプラグインはサイトマップのカスタマイズができたり、カスタム投稿も読み込んでくれるWP Sitemap Page」です。

サイトマップページ作成の方法

  1. ダッシュボードの「プラグイン」の「新規追加」をクリック
  2. 「WP Sitemap Page」を検索
  3. 「今すぐインストール」をクリックした後、「有効化」します。

新規の固定ページを作成して、ショートコードブロックを選択します。

ショートコードブロックを選択したら、サイトマップのショートコードを入力します。

[ wp_sitemap_page ]
※実際に入力する際は[]の中の半角スペースは削除してください

この時に、サイトマップはページ一覧で一番下にあればいいので、ページ属性の順序に大きな数字を入れます。この数字は固定ページの並び順を変更できるものなので、任意の数字に書き換えてください。

カスタム投稿タイプを使っていたり、タイトルは独自の設定にしたいという場合は、WP Sitemap Pageの使い方ページを参考にショートコードをカスタマイズできます。

サイトマップページをフッターメニューに設置します。(サイトマップは、ユーザーにとってあまり重要性が高いわけではないので、フッターメニューの最後に設置します)

Googleアナリティクス

こんた

Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解説ツールで、ホームページの運用には必須の設定です。

Googleアナリティクスを使うと、以下のようなことがわかります。

  • ユーザーがどこから来たのか
  • サイト内でユーザーがどんな行動をしているのか
  • どんなユーザーが来ているのか

Googleアナリティクスは、旧バージョンの「UA」から最新バージョンの「GA4」が導入されています。旧バージョン「UA」は、サポート期間が2023年7月までとなるので、これから設定する方は、「GA4」を設定してください。

詳しくは、こちらの記事を参考にして下さい。

お疲れ様でした!

WordPress開設後にやるべき初期設定は以上です。
最後に、ホームページを公開する前に、必ずやっておきたいこともお伝えしておきますね。

ホームページ公開前に絶対にやっておきたいこと

無事に初期設定を終えて、記事も作成したらいよいよホームページ公開です。でも、ホームページを公開する前に、絶対にやっておいた方がいいことがあります!

ホームページ公開前にやっておきたいこと、それは「リンク切れのチェック」です。

手動での確認では漏れが出やすいため、各種自動ツールかプラグインBroken Link Checkerがおすすめです。

リンク切れは、ユーザーがサイトを使いにくくなるだけでなく、サイトにとっても悪影響が出ます。ホームページ公開時だけでなく、定期的にリンク切れのチェックをするようにしてくださいね!

  • URLをコピーしました!

ホームページ保健室

「ホームページがわからなすぎる」とひとりで悩んでいませんか?

法人~個人まで2,500サイトを制作したWebサイト制作技術の専門家が、
ホームページの技術的なこと~運用方法まで、
なんでも解決する『ホームページ保健室』をご利用ください。

\ 何日も悩んでいたことが、一瞬で解決 /

この記事を書いた人

埼玉県川口市で、自営業や起業家のホームページ制作を行っいます。
Web制作会社に7年務めたのち独立。Web制作歴12年、2500件以上のサイト制作に携わり、WordPressサイトを得意とし「作って終わり」にしない、結果が出るサイトであることを大切にしてます。「10人いれば10通りの最適なサイトがある」という信念のもと、型にハマったサイトづくりではなく、マーケティングから考えた、その人のビジネスにとって一番最適なサイトをご提案。技術面で不安のあるWebデザイナーのシステム面のサポートも行っております。

目次