CONTENTS
現在満枠のためご新規様のご相談は7月以降のご予約となります。

ワードプレステーマの選び方!「初心者でも失敗しない5つのポイント」

ワードプレステーマの選び方!「初心者でも失敗しない5つのポイント」

「ワードプレスでホームページを開設するぞ!」となったとき、悩むのが「どんなテーマを使用するか」ですよね。

デザイン重視で選ぶのも間違いではありませんが、自分ではデモサイトの見た目と同じように作れないケースも多いです。

そこで本記事では、初心者さんに向けて、ワードプレスのテーマの選び方とテーマ選びで失敗しないポイントを解説します。わたしのおすすめテーマも紹介しますので、参考にしてくださいね。

目次

初心者のテーマ選びでよくある失敗3選

こんた

本題に入る前に、まずは初心者さんがやりがちなテーマ選びの失敗パターンを紹介します。

1.人に勧められたものを選ぶ

「友だちや知人のおすすめテーマだから」「Twitterで人気」というだけで選んでしまうのはNGです。

その人が「使いやすい」と感じていても、自分にとって使いやすいテーマとは限りません。またブロガー向けにいいものと、ホームページ用にいいものも違います。

ホームページの方向性やターゲット属性によって最適なテーマは異なります。人のおすすめを参考にするときは、この後で解説するテーマ選びのポイントもあわせて確認してくださいね。

2.「ワードプレス>外観>テーマ>新規追加」からテーマを選んでしまう

ワードプレスの管理画面からテーマを探すのも、初心者さんにあるあるな失敗パターンです。

ワードプレス>外観>テーマ>新規追加
ワードプレス>外観>テーマ>新規追加

一覧で見られて探しやすく感じますが、海外のテーマばかり。日本語で作るとデザインがイマイチなものも少なくありません。使い方を調べられなかったり、マニュアルが英語だったりと、使い始めてから困ることも多いです。

日本語用のテーマを探したい場合は、管理画面からではなく、Googleなどの検索エンジンから探す方法をおすすめします。

3.テーマを先に選んでしまう

自分の方向性(ホームページの目的)やユーザー属性等を決める前にテーマを選んでしまうのも失敗しやすい選び方です。

いざコンテンツを作るとなったときに「掲載したい情報をデザインにはめにくい!」「必要な要素がない!」という困った事態になりがちなので注意してください。
いきなりテーマ選びから入らず、先に「どんなホームページを作りたいか」をしっかり決めることが大切です。

ワードプレスのテーマ選びで失敗しないために準備すべきこと

ワードプレスのテーマ選びは準備が重要です! テーマを探す前にやっておくべきことを紹介します。

  1. ターゲットを設定する
  2. ホームページの目的を明確にする
  3. サイト設計(サイトマップ)を作る
  4. Wordで全ページの構成とライティングを完了する

1〜3は、テーマを選ぶ前に必ずやっておきたい項目です。これをやらないと、かなりの確率で失敗するので注意してください。

4は、できるだけやっておいたほうがよい項目です。
テーマによってはレイアウトがテンプレート化されていて、ページに記載できる内容が決め打ちされているものもあります。先にテキストが決まっていれば、その内容を入れ込めるテーマを選べるので失敗しません。

ちなみにWord(GoogleドキュメントでもOK)でテキストを作ると、ワードプレスにコピペで入稿できるので便利です!

ワードプレスのテーマの探し方

準備が終わったら、いよいよテーマを探します。
ワードプレスのテーマを探すときは、Google検索で「ワードプレス ●●●(サイトの種類)」のキーワードで探すのがおすすめです。

ここでいうサイトの種類とは、例えば次のようなものです。

<ウェブサイトの種類>

  • コーポレートサイト
  • 店舗サイト
  • LP(※)
  • EC(ショッピングサイト)
  • メディア(情報発信型)
  • ブランディング
  • ポータルサイト 
  • ポートフォリオサイト
  • 口コミサイト
  • ティザーサイト(開発段階の新しいサービスをユーザー向けに発表・公開するサイト)
  • イントラサイト(社内のコミュニケーション用サイト)
  • SNS(会員制交流サイト)

「ワードプレス ●●●(サイトの種類)」で検索し、紹介されているテーマのなかから、5〜10個ほどリストアップします。

次に、自分のホームページのなかで重要と思うページをピックアップし、テーマにうまくハメ込めるかをチェックし、使えるテーマを絞ります。
例えば店舗サイトなら「施工事例が見やすく表示できるか?」「お客様の声が掲載できるか?」などです。

ここで候補を絞ったら、次で紹介する「チェックすべき項目」でさらにテーマを精査します。

こんた

※Colorful(カラフル)というLP用テーマは、LP以外のページではうまく使えないので注意!

ワードプレスのテーマ選びでチェックすべき項目

テーマの選び方について「高速化」とか「機能面をチェックすることが大事」とか言う人もいますよね。

でもテーマの機能が多すぎると、オリジナル性を出そうとして逆にデザインが崩れてしまったり、ゴテゴテしたホームページにしてしまったりとデメリットもあります……。

テーマ選びでは、実は機能面よりも大事なポイントがあります。理由と一緒に紹介しますね。

1.自分が使いこなせるか?

大前提として、自分が使いこなせる、使い続けられるテーマを選ぶこと!

使い方がわからないテーマだと、ホームページ運用が辛くなるからです。

ホームページ制作の現場では、「せっかく作ったのに放置状態」の化石化ホームページをリニューアルするケースによく出会います。数年放置されていたホームページも珍しくありません。

ホームページを作るなら「化石化させない」ことが、すごく大事!

  • 同じテーマを使っている人が身近にいて、すぐに質問できるテーマ
  • ユーザー数が多い有名テーマ

このどちらかが初心者さんにはおすすめ。ユーザー数が多ければ、使い方がわからなくても検索ですぐに調べられます。

ちなみに「マニュアルサイトがあればいいのでは?」と思うかもしれませんが、マニュアルサイトがわかりやすいとは限りません。

例えば、おしゃれなデザインのテーマが豊富にあるTCDシリーズの場合、マニュアルサイトはあるけれど、

  • 自分で調べても欲しい情報の説明にたどりつけない
  • 画像を変えたいけれど、テーマで決まっているから変えられない

という話をよく聞きます。
がんばって手を加えた結果、サイトが崩れて直せなくなり、モチベーションが下がってホームページが化石化する……なんてことも。

マニュアルサイトの有無よりも、ユーザー同士の情報交換やユーザーによる使い方の解説サイトが多くあるテーマがおすすめです。

2.ホームページ運用の目的と合っているか?

テーマを選ぶときは、運用目的を基準に考えます。

  • SEO重視のブログサイトを作りたい
     →記事ページの見やすさが重要
  • メニューの見やすいサロンサイトを作りたい
     →自分のお店にあった固定ページ、メニュー表示が重要

作りたいホームページの目的によって選ぶべきテーマは異なります。
優先順位を間違えないためにも、前述したテーマ選びの準備が大切です。

3.スマホサイトの見た目は良いか?

ワードプレスのテーマには、PC画面でのデザイン性はいいのに、スマホで見るとちょっと残念……というテーマも無きにしもあらず。

「ここの表示の順番を入れ替えたいのに、スマホでは変えられなかった」というケースもあります。

集客できるホームページにするためにも、SEO的にもホームページはスマホで使いやすいかが大切です。
必ずスマホでの見た目をチェックしてください。

4.同業他社とかぶっていないか?

競合となる他社のサイトや、狙うSEOキーワードの検索順位に上がってくるライバルサイトとはテーマがかぶらないようにします。

お客様に「同じホームページかな?」と勘違いされると、ブランディングがしにくくなります。ライバルのサイトもチェックして、違うテーマを選んでくださいね。

ライバルサイトのテーマの調べ方については、『ワードプレスのテーマ確認方法は?気になるサイトをさくっと調べよう』をチェック!

5.デザインはターゲットにあっているか?

テーマのデザインを見るときは、自分ではなくターゲット(お客様)の好みで選びます。

デザインにこだわりたい人もいるかと思いますが、自分の趣味だけで選んでしまうと、いつか飽きがきます。
ホームページは、お客様からリアクションをいただいてこそ! 楽しんで運用を続けるためにも、デザインはお客様にあわせて選ぶことをおすすめします。

テーマ選びに機能は重要じゃない!
プラグインや外部サービスの利用がおすすめの機能もある

たくさんの機能が備わったテーマもありますが、それが最適なテーマとは限りません。
テーマを探すときに、「欲しい機能」から探す人も多いですが、実は必要な機能がそろっていなくても、なんとかなります!

ワードプレスにはたくさんプラグインがあるので、足りない機能はプラグインで追加すればOKだからです。

また、外部サービスを使うという方法もあります。

<外部サービスの例>

  • 予約サービス
  • メルマガサービス
  • フォームサービス

外部サービスは選択肢も多く、ページ内に埋め込めるサービスもありますよ。

また、テーマに機能があったとしても、プラグインを利用したほうがよいものもあります。例えば次のような機能です。

<プラグインを利用したほうがよいもの>

  • SEO
  • イベントカレンダー
  • お問い合わせフォーム
  • カスタム投稿
  • サイトマップ生成
  • リダイレクト

テーマの機能を使うと、別のテーマへ変更したときに対応できなくなってしまうからです。

テーマに関係なくずっと使い続けたい機能は、プラグインや外部サービスを利用して、テーマに依存しない形にしておくのをおすすめします。

だから、テーマを選ぶときに、欲しい機能がそろってるかどうかは重視しなくても大丈夫なんです。

有料テーマと無料テーマはどっちがいいの?違いを比較

ワードプレスのテーマを探してみると、有料テーマと無料テーマがあるのに気づきますよね。

「何が違うの? 無料じゃダメなの?」と疑問に感じる方も多いかと思うので、有料テーマと無料テーマの違いについて簡単に紹介します。

無料テーマは海外ものが多い

無料テーマの多くが海外のものです。

海外のテーマはデモサイトが英語なので、ぱっと見はおしゃれです。でも、日本語にするとイマイチなことが少なくありません。

ところが、日本語のデモサイトがあって、無料で……となると、良いテーマは限られます。
結局、無料テーマは選択肢が少なくなってしまいます。

有料テーマは更新頻度が高い

ワードプレスは頻繁に更新されます。それにともないテーマ側も更新が必要で、ほとんどの有料テーマはきちんと対応されます。

無料テーマは公開後に放置されたまま更新されないものも少なくありません。
テーマ公式サイトなどで「最終更新日はいつか」のチェックは必須です。

無料テーマでもきちんと更新されるものはありますが、有料テーマのほうが安心です。

無料テーマには表示速度が遅すぎるものもある

表示速度の高速化に関しても、無料テーマのなかにはヒドいものがいっぱいあるので要注意!

有料テーマであれば、表示速度にそんなに差異はありません。アップロードした画像が重いなど運用面の問題で重くなるケースはありますが、テーマの問題ではないため改善できます。

でもテーマが原因で速度が遅いとなると、テーマを変更するくらいしか解決策がありません。

有料テーマを選ぶメリット・デメリット

初心者さんにとって無料テーマは「良いテーマがどうか」の判断が難しいため、できれば有料テーマの利用をおすすめします。

良いテーマがたくさんある以外にも、有料テーマを選ぶメリットはたくさんあります。

<有料テーマのメリット>

  • 日本語化がちゃんとされている
  • 更新頻度が高い
  • ホームページの用途に特化している
  • カスタマイズ不要(マニュアル通りに作ればよい)

ここでいう「更新頻度」は、最新バージョンのワードプレスとの互換性はもちろん、バグ対応やお客様のフィードバックへの対応なども含みます。

また、多くはホームページの用途に合わせた設計になっているため、

  • Googleマップを埋め込みやすい
  • 自分で構成を考えなくてもサービスメニューが作れる
  • 画像配置のバリエーションが多い
  • 購入ボタンなどのCTAを入れやすい

と、使いやすい機能がそろっています。無料テーマにはない便利さが有料テーマにはある、と言えますね。

ただし、有料テーマには1つデメリットがあります。

<有料テーマのデメリット>

  • テンプレート化されているものが多く、人とかぶりやすい

「画像や色が違うだけで、なんとなく似ている」という状況になりがちです。逆に言うと、これくらいしか有料テーマのデメリットはないかな、と思います。

おすすめの有料テーマを紹介!

ここからは、わたしのおすすめ有料テーマを紹介します。

どれもきちんと更新されていて、ユーザー数が多いためトラブルへの対処もしやすいテーマです。ぜひ参考にしてください。

SWELL(スウェル)

<おすすめ理由>

  • トラブルやフォーラムへの質問にすぐに対応してくれる
  • パワポのような感覚でサイトが作れる
  • エディターが万能すぎる
  • テンプレート化されていない

カスタマイズ性と使い勝手が両立した、わたしの一押しのテーマです! いま、ほぼSWELLしか使っていないくらい愛用しています。

デザイン面は自分で考える必要がありますが、ターゲットに合わせてホームページを作り込みたい人には断然おすすめです!

SWELLの公式サイトはこちら

TCDシリーズ

<おすすめ理由>

  • 用途別にテーマがいくつもある

老舗テーマの1つ。デモサイトがおしゃれです。

ただ、かっこいい画像が入ってるからかっこよく見える……とも言えなくはありません。自分のお店の外観や店内写真を入れてどう見えるかは、購入前にチェックしてくださいね。

企業として長いので、新旧のテーマが混在しています。できれば、ここ1〜2年で作られたテーマのなかから選んだ方が、ソースコードなども新しくておすすめです。

でも独自の設定画面が多いので、アナログさんにはちょっと難しいかもしれません。

TCDの公式サイトはこちら

DIGIPRESS(ディジプレス)

<おすすめ理由>

  • テーマが豊富
  • 今どきのブランディングサイトっぽいテーマが多い

テーマ独自の設定が多く、操作も難しいので初心者向けではありませんが、デザイン性は高めです。

音楽やアーティストなど、かっこいいのが好きな人には刺さるテーマだと思います。

DIGIPRESSの公式サイトはこちら

そのほか、ブログ(情報発信型サイト)向けテーマ

ブログサイトを作りたい人におすすめのテーマも紹介します。

  • Cocoon(コクーン)
    おすすめテーマのなかで唯一の無料テーマ。ブログ向けテーマではありますが、コーポレートサイトにも使えます。
  • AFFINGER(アフィンガー)
    記事作成や広告設定などがしやすい、アフィリエイト向けのテーマ。ブログ向けです。ホームページにはおすすめしません。
  • SANGO(サンゴ)
    シンプルでかわいいテーマ。これもブログ向けです。

自分にあったワードプレステーマを選ぼう

ワードプレスのテーマは、一度決めるとなかなか変更が難しいものです。テーマが使いにくいと、更新が面倒になってそのまま放置……となってしまいがち。

「誰に向けて、どんなホームページを作りたいか」をしっかり決めたうえで、自分がずっと使い続けられそうなテーマを選んでくださいね。
テーマ選びに迷ったら、『ホームページ保健室』をご利用ください。あなたのターゲットやホームページの方向性に合わせて、おすすめのテーマとともに必要なプラグインなども一緒にご提案します。

  • URLをコピーしました!

新規集客をやめても、
売上が安定するホームページを作るには?

ホームページを作ったのに、
集客に役立たずランニングコストだけが発生……
こんなケースが続発しています!

制作実績2500件以上、成果を出し続けてきたエンジニアが
「集客できるホームページ」を提案します。

この記事を書いた人

埼玉県川口市で、自営業や起業家のホームページ制作を行っいます。
Web制作会社に7年務めたのち独立。Web制作歴12年、2500件以上のサイト制作に携わり、WordPressサイトを得意とし「作って終わり」にしない、結果が出るサイトであることを大切にしてます。「10人いれば10通りの最適なサイトがある」という信念のもと、型にハマったサイトづくりではなく、マーケティングから考えた、その人のビジネスにとって一番最適なサイトをご提案。技術面で不安のあるWebデザイナーのシステム面のサポートも行っております。

目次