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「ホームページに最低限必要なページは?」サイトのゴール別に紹介

「ホームページに最低限必要なページは?」サイトのゴール別に紹介

ちゃんと問い合わせがくるホームページを作りたい。まずどんなページを用意すればいいの?

Web制作会社に見積りを取るために、最低限でいいから必要なページをざっくり知りたいな。

こんた

そんな方に向けて、問い合わせにつながるホームページに最低限必要なページを、ホームページのゴール(目的)別に紹介しますね!

これから新規でホームページを作ろうと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

【大前提】問い合わせの多いホームページを作るために大事な考え方

必要なページを紹介する前に!

「問い合わせの多いホームページを作る」ために覚えておいてほしい大事な考え方が2つあります。

  1. ホームページの入り口とゴールを絞る
  2. ホームページのゴールが複数あるなら優先順位を付ける

それぞれについて詳しく解説しますね。

ホームページの入り口とゴールを絞る

はじめてホームページを作る人にあるあるなのが、「あの人も、この経路からも」と入り口を広げすぎたり、「あれもしたい、このケースにも対応させたい」とゴールを沢山設定してしまうこと。

入り口とゴールが絞れていないと、ホームページに訪れた人を迷わせる原因に。

問い合わせの多いホームページを作りたいなら、

  • 入り口: 
    ターゲットは誰で、訪問経路はどこからか
  • ゴール: 
    ホームページで達成したいことは何か

この2つをしっかり絞ることが非常に大切です。

入り口の例

①SNSプロモーションをメインにしている女性起業家の場合

ターゲット:SNSでつながっている人
訪問経路:SNSの投稿やプロフィールから訪問

②飲食店の場合

ターゲット:自分のお店のことをまだ知らない人(新規顧客)
訪問経路:検索エンジン、Googleマップ、口コミサイトから訪問

ゴールの例

①セミナー講師の場合

ゴール:講座申し込みやLINE・メルマガの登録など

②飲食店の場合

ゴール:お店を認知してもらうことや来店してもらうこと

たとえば、SNSでファン作りをしているセミナー講師のホームページなら、SNS経由で訪問してくれたお客さまへ、商品と申込み方法をわかりやすく伝えて、購入や申込みをしてもらうのがゴールですよね。

こんた

ここで、つい「検索から来た人にも申込みして欲しい!」と、ホームページでいろんなことを達成しようしてしまいがち。

でも、SNSですでにファンとなってくれているお客さまと、完全に新規のお客さまでは、提供すべき情報が違ってきます。

あれもこれもと広げすぎると、いろんな情報が散らばって、ユーザーがホームページで迷子になってしまうんです。
メインターゲットのお客さまに向けて、わかりやすいホームページをしっかり作ったほうが、お問い合わせにつながりやすくなります。

ホームページのゴールが複数あるなら優先順位をつける

「入り口とゴールを絞らないといけないなら、ホームページを目的ごとに作らなきゃいけないの?」と思った方もいるかもしれません。

入り口とゴールを絞ることは大切ですが、必ずしもひとつに絞って目的別にホームページを作るべき……というわけではありません。複数のゴールが設定されているホームページもあります。

ホームページで複数のゴールを設定したい場合に大事なことは、優先順位をつけること!

たとえばパン屋さんで考えてみましょう。

パン屋さんは、パンが売れることが一番ののゴールですよね。でも、なかにはお店で求人募集をするパン屋さんもあります。このときパン屋さんは「パンが売れる」「求人の応募」の2つのゴールがあることになります。

もしここで、求人の貼り紙がパンと同じくらい目立つ形であちこちに貼ってあったらどうでしょうか? お客さまはいったい何をするお店なのかと混乱してしまいますよね。

でも、求人募集の貼り紙がお店の入り口に1枚あるだけなら、パンの販売に何も支障は出ません。

これはコーポレートサイトなどでも同じです。ゴールの重要度と優先順位を決めて、ホームページで出す情報の割合や見せ方に強弱を作ります。

「新規向け販売70%、リピーター向け販売25%、求人5%」のようにちゃんと重要度を数字にして、その割合に応じて見せ方を変えるのがポイント。

この場合、商品の写真や紹介ページは大きく目立つ位置に配置し、求人情報はフッターにだけリンクを貼る、みたいなイメージです。

これなら、ゴールが複数あるホームページでもお客さまが迷子にならないし、メインターゲットのゴールも邪魔しません。

ゴールの優先順位をつけるためにやるといいこと

「ゴールの優先順位ってどうやって決めればいいの?」と悩む方は、お客さまがゴールするまでのストーリー(カスタマージャーニー)を書くことをおすすめします。

  • どういうお客さまが、どんな目的でホームページを訪問する?
  • 訪問目的を達成したあと、お客さまは次にどんなアクションを取る?
  • ホームページの目的を達成するためには、お客さまにどんなアクションをとってもらう?
  • アクションをとってもらうために必要なことは?

お客さまの視点でストーリーを考えてみると、何を優先すべきか見えてくるはずです。

ちなみに、わたしは優先順位をつける目的以外でもストーリーを考えることをおすすめしています。
ストーリーがあれば、ホームページ運用が迷走しないからです。

ホームページで絶対に必要なページはこれ!
ゴール別に紹介

いよいよ本題!

ホームページで絶対に必要なページをゴール別に紹介します。

  • 新規集客・商品販売
  • リピーター育成
  • ファン育成
  • アクセス数増加

4つのゴールごとに「最低限、これは必要だよね」というページをリストアップ。
自分のホームページにあったものを参考にしてくださいね。

新規集客・商品販売がゴールの場合

お客さまにしてほしいアクションが「申し込み」や「問い合わせ」のホームページです。

よくあるホームページのタイプ

  • コーポレートサイト
  • 店舗サイト
  • ECサイトなどの商品やサービスの販売サイト
  • メディアサイト
  • ポートフォリオサイト
  • ティザーサイト(プロモーションサイト)

このタイプのホームページは、潜在顧客・新規のお客さまがターゲット。なので新規集客から販売へつながるページが必須になります。

必要なページ

  • トップページ
  • プロフィール or コンセプト(選ばれる理由)
  • 会社概要
  • サービス紹介(費用)
  • お問い合わせ or 予約(電話ボタン、LINE、フォームなど)
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ(SEOのために必要)
  • 特商法(※サイト上でサービスを販売している場合)

「お問い合わせ」の方法はターゲットにあわせて選んでください。店舗なら電話が多いし、10代がターゲットならSNSのDMが主流です。

業種別に追加で必要なページ

上で紹介したページ以外にも、業種ごとに次のページが必要です。

<サロン系>

  • 予約からの流れ
  • 店舗へのアクセス

<店舗系>

  • 店舗へのアクセス

<ポートフォリオサイト>

  • ポートフォリオページ(実績や事例など)

リピーター育成がゴールの場合

過去に一度購入したり、来店してくれたお客さま(リピーター)がメインターゲットのホームページです。

よくあるホームページのタイプ

  • コーポレートサイト
  • ECサイトなど商品やサービスの販売サイト

継続して利用してもらえるように、利用者とコミュニケーションがとれるページが必要です。たとえば商品に関するお悩み相談や、トラブルシューティングなどですね。

必要なページ

  • トップページ
  • プロフィール or コンセプト(選ばれる理由)
  • 会社概要
  • お問い合わせ(電話ボタン、LINE、フォームなど)
  • リピーターさん向けのサービス紹介
  • リピーターさんのお悩み解決コンテンツ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ(SEOのために必要)
  • 特商法(※サイト上でサービスを販売している場合のみ)

ファン育成がゴールの場合

潜在顧客をターゲットとしてブランドイメージを浸透させ、購買につなげることを目的としたホームページです。

ホームページのタイプ

  • ブランディングサイト

ファン育成を目指すホームページの場合、ターゲットはすでにファン、またはファンになりかけているユーザーです。つまり「あなたの商品・サービスだから気になる」という状態の人。

なので、「好き度」をより高め、オンリーワンだと思ってもらえるようなページが必要です。

必要なページ

  • トップページ
  • プロフィール or コンセプト(選ばれる理由)
  • 会社概要 or 運営会社概要
  • お問い合わせ(電話ボタン、LINE、フォーム)
  • 自分たちのことをより深く理解してもらうためのコンテンツ
  • サービス紹介(イメージ、世界観が伝わるように)
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ(SEOのために必要)
  • 特商法(※サイト上でサービスを販売している場合のみ)

アクセス数増加をゴールとした場合

広告で収益を目指すようなタイプのホームページが該当します。

サイトタイプ

  • ポータルサイト
  • アフィリエイトサイト

ポータルサイトは、特定ジャンルに関するさまざまな情報を比較して見られるサイト。ホテルや旅館の比較サイトなどが身近ですね。

アフィリエイトサイトと同じく、ユーザーにホームページを経由して商品・サービスを購入してもらうのが目的。よって、少なくとも次のページが必要になります。

必要なページ

  • トップページ
  • 運営会社情報
  • サービス紹介(※サービスの比較検討ができる絞り込み機能や検索機能などが必須)
  • ヘルプページ(よくあるご質問)
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ(SEOのために必要)
  • 特商法(※サイト上でサービスを販売している場合のみ)

必要なページを把握して、問い合わせの多いホームページを作ろう

必要最低限のページは、ホームページのゴールによって異なります。かといって「あれも!これも!」と手を広げすぎるのはNG。

  • ホームページの入り口とゴールを絞る
  • 複数のゴールがあるときは優先順位を決める

この2つの考え方を軸に、この記事で紹介した必須ページを、まずは用意してみてください。

ターゲットに向けてしっかり作り込めれば、必要最低限のページ数でも多くの問い合わせが来るはずです。
もしホームページ制作で困ったら、『ホームページ保健室』をご利用ください。あなたのターゲットやゴールに合わせて、必要なページをご提案します。

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この記事を書いた人

埼玉県川口市で、自営業や起業家のホームページ制作を行っいます。
Web制作会社に7年務めたのち独立。Web制作歴12年、2500件以上のサイト制作に携わり、WordPressサイトを得意とし「作って終わり」にしない、結果が出るサイトであることを大切にしてます。「10人いれば10通りの最適なサイトがある」という信念のもと、型にハマったサイトづくりではなく、マーケティングから考えた、その人のビジネスにとって一番最適なサイトをご提案。技術面で不安のあるWebデザイナーのシステム面のサポートも行っております。

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