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Xfree(エックスフリー)の使い方|完全無料で使用できるレンタルサーバー

Xfree(エックスフリー)の使い方|完全無料で使用できるレンタルサーバー

Xfree(えっくすふりー)とは、大手レンタルサーバー・エックスサーバーが提供する無料レンタルサーバーのこと。

「作成したホームページを試してみたい」「WordPressを使ってみたい」といったときに気軽に使えて便利なサービスです。

ただし、結論を言ってしまうとXfreeで本格的にホームページを運営するのはおすすめしません。個人的には、あくまでホームページの勉強や検証用として利用するサービスかなぁーと思います。

この記事ではXfreeの概要と使い方、メリット・デメリットを紹介します。

目次

Xfreeとは?完全無料で使えるレンタルサーバー

出展:無料レンタルサーバー【Xfree(エックスフリー)】

Xfreeは、次の特徴がある無料のレンタルサーバーです。

  1. 完全無料で利用できる
  2. 3つのサーバー機能から選べる
  3. 独自ドメインが使える
  4. WordPressがインストールできる
  5. SSL化(https://〜)ができない
  6. 広告が表示される
  7. 3カ月ごとに手動で契約を更新(無料)しないとサイトが凍結される

なお、申込時に「〜.xdomain.jp」という初期ドメインが発行されるので、独自ドメインがない人でも使えます。

Xfreeは「HTMLサーバー機能」「PHP・MySQLサーバー機能」「WordPress機能」の3つのプランが使用できます。

Xfreeプラン
Xfreeプラン
出典:無料レンタルサーバー【Xfree(エックスフリー)】

いずれのプランも注意したいのが広告表示。

広告は「PHP・MySQLサーバー機能」「WordPress機能」で作ったサイトのタブレット・スマホでのみ、自動でバナー広告が表示されます。「HTMLサーバー機能」は、3カ月以上利用しなかった場合にのみ表示されます。

各プラン別の活用方法は?

各プランの仕様から考えられる活用例を紹介します。

HTMLサーバー機能プランの活用例

HTMLでPHPを使わないWebサイトを作りたい人向き。

オリジナルデザインでLPを作ることもできます。
ただし、問合せフォームなどのフォーム類は、埋め込みコードしか使えません。

ほかには、画像やPDFなどのデータをWeb上で共有したい場合にも使えます。

PHP・MySQLサーバー機能プランの活用例

たとえば、PHPでできる

  • 問合せフォームを使ったWebサイト
  • 予約システムページ
  • 掲示板

などを作りたいときに使えます。

htmlサイトだけでなく、WordPressもインストールして使用できます。
PHP・MySQLサーバー機能での気になる点は、スマホとタブレットでは広告が表示されること。そのため、LPには不向きかなと思います。

WordPress機能プランの活用例

WordPressをインストールでき、容量が多いのがこのプラン。

たとえば、

  • サーバー費をおさえてWordPressサイトを作りたい
  • 独自ドメインでWordPressブログを無料で始めたい
  • WordPressのカスタマイズをしてみたい

ときなどに、活用できます。
ただし、SSL化ができないため、SEO対策をしたい場合はXfreeではなくSSL化ができるサーバーを使用した方がいいです。

Xfreeの使い方

Xfreeの使い方はとっても簡単です! ここからは「WordPress機能」プランでホームページを作るケースを例に、Xfreeの使い方を紹介します。

1.)無料会員登録

STEP
無料レンタルサーバーご利用お申し込み
無料会員登録
無料会員登録

Xfreeの公式サイトの画面、下の方にある「無料レンタルサーバーご利用お申し込み」をクリックしてください。

STEP
登録に使用するメールアドレスを入力
登録に使用するメールアドレスを入力
登録に使用するメールアドレスを入力

メールアドレスの登録画面が開くので、登録に使用するメールアドレスを入力します。

STEP
Xfreeから登録したメールアドレスに確認メールが届きます。

Xfreeから登録したメールアドレスに確認メールが届きますので、ご登録のメールを確認してください。

STEP
必要事項を入力
会員情報登録フォーム
会員情報登録フォーム

メール内に記載のURLをクリックすると、会員情報登録フォームが表示されます。

必要事項を入力して「確認画面へ進む」をクリック。

STEP
内容を確認し、「会員登録を確定する」をクリック。
STEP
会員登録が完了

登録完了画面が表示され、会員登録が完了します。
会員IDなどが書かれた登録完了メールも送信されますので、保存してください。

2.)初回ログインでサーバーIDを登録する

STEP
サーバーIDを登録
サーバー利用お申し込み

続いて、サーバーIDを登録します。登録完了画面の「ログイン」をクリック。

STEP
希望のサーバーIDを入力

サーバーIDの登録画面が表示されますので、希望のサーバーIDを入力してください。
サーバーIDは、独自ドメインを使用しない場合、URLの一部に使用されます。

例)
html機能のURL http://サーバーID.html.xdomain.jp/
PHP・MySQL機能のURL http://サーバーID.php.xdomain.jp/
WorePress機能のURL http://サーバーID.wp.xdomain.jp/  

サーバーIDは後から変更できないため、慎重に決めてください。

サーバーIDを入力
STEP
確認画面が表示されますので、「サーバーIDの登録(確定)」をクリック。
STEP
登録完了画面
サーバーIDの登録完了画面

サーバーIDの登録完了画面が表示されます。これで各サーバー機能を利用できるようになります。

3.)利用するサーバー機能を選択

STEP
利用するサーバー機能を選択

続いて利用するサーバー機能を選択します。ページ左側のメニューの「無料レンタルサーバー」をクリック

STEP
使用したいサーバー機能の「利用を開始する」
利用を開始

ご利用状況一覧が表示されるので、使用したいサーバー機能の「利用を開始する」をクリックします。
(注)今回はWordPressでホームページを作りたいので、WordPress機能の「利用を開始する」をクリックします。

STEP
サーバー機能の初期設定完了

少し待つと、サーバー機能の初期設定が完了します。

STEP
WordPressの管理パネルへログイン
WordPressの管理パネルへログイン
WordPressの管理パネルへログイン

もう一度、左側メニューの「無料レンタルサーバー」をクリック。すると次のような画面が表示されて、WordPressの管理パネルへログインできるようになります。

4.)WordPressを設定する

STEP
WordPressの設定をしていきます。

ご利用状況一覧のWordPress>「管理パネルログイン」をクリック。
ページが変わってインストール済みWordPress一覧が表示されるので、「新規インストール」をクリックしてください。

STEP
新規インストール
新規インストール

新規インストール画面が表示されます。必要事項を入力して「次へ進む」をクリックしてください。
(注)独自ドメインを設定しないとサブドメインは利用できません。独自ドメインを使用しない場合は「サイトアドレス」欄の左側は空欄のまま進んでください。

STEP
確定(WordPressをインストール)

確認画面が表示されるので、「確定(WordPressをインストール)」をクリック。

STEP
インストールが完了
WordPressインストール完了

少し待つとインストールが完了します。

  • ブログURL
  • 管理ユーザ
  • パスワード

が表示されますので、メモしてください。
注)確認メールは送信されません。WordPressの管理画面に入るときに使うので、必ずメモしてください

STEP
WordPressのサイト(初期)表示
2022年時点デフォルトテーマ

ブログURLをクリックすると、WordPressのサイト(初期)が表示されます。

5.)WordPressの管理画面にログインしてみよう

STEP
ダッシュボードへログイン
WordPress一覧

左側メニューの「WordPress一覧・設定」を開くと、インストール済みWordPressが確認できます。

管理画面に入りたいサイトの「ダッシュボードへ」をクリック。

STEP
ログイン

ログイン画面が表示されるので、メモした”管理ユーザ”と”パスワード”を入力

STEP
ダッシュボードを確認
管理画面(ダッシュボード)

管理画面(ダッシュボード)に入れます。

Xfreeの設定でよくあるトラブル

Xfreeの設定自体は難しくないのですが、初めて使うときは次のようなトラブルが発生しがちです。

トラブル1

「サイトが表示されない! WordPressの管理画面にも入れない!」

トラブル2

「ファイルがアップロードできない!」

トラブル1「サイトが表示されない!管理画面にも入れない!」

浸透中の画面表示

Xfreeは、設定したURLが反映されるまで10〜15分ほどかかります。
まだ反映されないうちに管理画面に入ろうとしても、画像のような画面が表示されます。

15分経ってから入り直すとちゃんと表示されますので、少し待ってみてください。

トラブル2「ファイルがアップロードできない!」

FTPソフトでファイルをアップロードする場合、サイトに反映されるまで時間がかかることもあるようです。
XfreeのQ&Aによると、URLのドメイン名のネームサーバーを設定完了して反映されるまで2日程度かかるとのこと。よって1〜2日待つと自動で解決します。

Xfreeのメリット

Xfreeのメリットは次の2つです。

  1. 完全無料
  2. 独自ドメインが使える

Xfreeは会員登録〜サイト公開まで完全無料です。
登録途中でクレジットカードの登録を求められることもなく、また有料オプションもありません。

さらに無料レンタルサーバーでありながら独自ドメインが設定できることもメリットのひとつです。

最大10個まで(WordPressサーバー機能は5個まで)ドメイン追加できるのでLPであれば複数のLPを公開することができます。

こんた

ただし、ホームページを作りたい場合は、容量の問題から1ドメインしか運営できないと思った方がいいです。

Xfreeのデメリット

Xfreeのデメリットは次の4つです。

  1. 独自SSLに対応していない
  2. データ容量が少ない(1GBまたは2GB)
  3. 広告が表示される
  4. 3カ月ごとの手動更新が必要

なかでもSSL非対応は大きなデメリット。SSL非対応だと、ホームページを開いたときにブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」と警告が表示されてしまいます。

最近ではSSL化(https化)が当たり前なので、ちゃんとしたホームページの構築には使えないな……と個人的には思います。

また、データ容量が少ないのもデメリットのひとつ。

Googleが推奨している「1ページあたり1.6MB以内」を基準にすると、1GBのプランなら、画像をあまり多く使用しない10ページ程度、2GBのプランなら20ページ程度のホームページしか作ることができません。

Xfreeはこんな人におすすめ

使いどころが限られるXfreeですが、次のような人なら活用できるかもしれません。

  • 1枚もののサービスページを独自ドメインで欲しい人(Webサイトは、いらない人)
  • キャンペーンなどの期間限定LPを作りたい人
  • 制作した作品を試してみたいプログラマーやデザイナー

とくに「HTMLサーバー機能」なら広告表示がないため(3カ月以上放置しなければ)、SSL非対応のデメリットに目をつむれば使えるかも。

ちゃんとホームページを作りたいならXfreeはおすすめしない

個人的には、ちゃんとホームページを作りたいならXfreeはおすすめできません。
あくまでお試しやテスト目的で利用するサービスです。

本格的にホームページを作るなら、有料レンタルサーバーをおすすめします。

サーバー会社はいくつかありますが、わたしがおすすめしているのは、エックスサーバー。料金や高速化は、ほかのサーバーと大きな差はありませんが、サポートの対応が早いのがおすすめの理由です。

また、利用者も多いため、何か困った時の解決法をググって調べられるのも、助かります。

エックスサーバー スタンダードプラン

スタンダードプランが、月額990円(税込)と1000円以下で利用できます。
高速化もバッチリ!サーバーが安定していることでも知られています。

シン・レンタルサーバー(旧)wpXレンタルサーバー

エックスサーバーのシステムがベースのWordPress専用の高速サーバー。
エックスサーバーよりも高速で、ベーシックプランだと月額770円~と、料金も格安。WordPressしか使わないのなら、シン・レンタルサーバーがおすすめです。

ただし、ベーシックプランの場合は、容量が1ドメインでちょうど良いくらいなので、いくつもサイトを持ちたい場合は、容量が多いプランを選んでください。

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この記事を書いた人

埼玉県川口市で、自営業や起業家のホームページ制作を行っいます。
Web制作会社に7年務めたのち独立。Web制作歴12年、2500件以上のサイト制作に携わり、WordPressサイトを得意とし「作って終わり」にしない、結果が出るサイトであることを大切にしてます。「10人いれば10通りの最適なサイトがある」という信念のもと、型にハマったサイトづくりではなく、マーケティングから考えた、その人のビジネスにとって一番最適なサイトをご提案。技術面で不安のあるWebデザイナーのシステム面のサポートも行っております。

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