WordPressサイトの投稿・更新マニュアル「SWELLテーマ」
このページでは、 WordPressを使ったホームページのログインの方法や管理画面の仕様についてご説明します。また、サイト内の情報の追加変更や新しく記事を更新する方法についてもご案内しています。
WordPress管理画面へのログイン方法
管理画面へのログインは、専用のURLへアクセスして「ユーザー名、パスワード」を入力してログインします。
準備するもの
- ログイン用URL
- ユーザー名またはメールアドレス
- パスワード
ログイン用URLは基本的にはURLの後ろに/wp-admin/と入力すると使えますが、セキュリティー系プラグインなどでURLが変更されている場合もあります。
初めてアクセスする場合は、インストール時に設定したユーザー名とパスワードを入力してログインする必要があります。
WordPress管理画面について
WordPress管理画面は、サイトを運営するために必要なあらゆる操作を行うことができる、いわばサイトのコックピットです。具体的には、以下のようなことができます。
コンテンツ管理
- 投稿や固定ページの作成、編集、削除
- カテゴリーやタグの設定
- メディアライブラリへの画像や動画のアップロード、管理
デザインカスタマイズ
- テーマの選択、インストール、設定
- ウィジェットの追加、カスタマイズ
- メニューの作成、編集
機能拡張
- プラグインのインストール、有効化、設定
- ユーザーの追加、編集、削除
- 設定の変更
その他
- コメントの承認、スパム処理
- バックアップの作成、復元
- セキュリティ設定
上記以外にも、様々な機能が用意されています。
これらの機能を組み合わせることで、自分の思い通りのWebサイトを作成、管理することができます。
WordPress管理画面の構成
WordPress管理画面は、大きく分けて以下の3つの部分で構成されています。
- ツールバー
画面上部に表示され、サイト全体に関する操作を行うことができます。 - メインナビゲーション
画面左側に表示され、各機能へアクセスするためのメニューが並んでいます。 - ワークエリア
画面中央に表示され、選択した機能の詳細な設定画面が表示されます。
各種設定や情報変更
ユーザー追加・プロフィール情報編集
サイトの管理者は、自分以外にもサイトを更新するユーザーを追加することができます。
その場合は、それぞれのユーザーごとにプロフィール情報を変更しましょう。
ユーザー追加
- メインナビゲーションから「ユーザー」を選択
- 新規ユーザーを追加
最低限準備するもの
- ユーザー名
- メールアドレス
- パスワード(乱数)
プロフィール情報変更
WordPressのプロフィール情報は、大きく分けて以下の2種類があります。
ユーザー情報
名前、メールアドレス、WebサイトURLなど、ユーザーとしての基本情報
プロフィール
プロフィール写真、略歴、SNSなどのユーザー自身についてより詳しく紹介するための情報
プロフィール情報は、各種更新記事の下部に記事を書いた人が誰なのかという形で以下のように表示されます。
これらの情報を変更するには、以下の手順で行います。
ユーザー情報の変更
- WordPress管理画面にログインします。
- 左側のメインナビゲーションから「ユーザー」>「あなたのプロフィール」を選択します。
- 以下のURLにアクセスすることで編集することも可能です。
https://sampledomain.com/wp-admin/profile.php
- 以下のURLにアクセスすることで編集することも可能です。
- 変更したい情報を入力します。
- ユーザー名は変更できません。
- メールアドレスを変更した場合は、新しいメールアドレスに確認メールが送信されます。受信したメール内の承認リンクをクリックして認証する必要があります。
- 「プロフィールを更新」ボタンをクリックします。
管理者権限を持っているアカウントでログインすると、ユーザー一覧からすべてのユーザーのプロフィールを変更することができます。
近年では、SEO対策としてサイトの信頼性や権威性が需要しされているため、ここは必ず設定するようにしてください。
メニュー(ナビゲーションメニュー)の追加変更
WordPressのメニューとは、Webサイトのヘッダーやフッターなどに表示されるナビゲーションメニューのことです。サイトに訪れたユーザーがサイト内をスムーズに移動できるように、カテゴリー、固定ページ、投稿ページなどのリンクを整理して表示します。
メニューには、以下のような種類があります。(SWELLテーマの場合)
画像をクリックすることで拡大表示できます。
グローバルナビ
スマホ用ヘッダー
スマホ開閉メニュー内
フッター
固定フッター(SP)
ピックアップバナー
WordPressのメニューを変更するには、以下の手順で行います。
- WordPress管理画面にログインします。
- 左側のメインナビゲーションから「外観」>「メニュー」を選択します。
- 編集したいメニューを選択します。
- メニュー項目を追加、編集、削除します。
- メニューの表示位置を選択します。
- 「メニューを保存」ボタンをクリックします。
詳しい設定方法については以下を参考にしてください。
ウィジェット
WordPressのウィジェットは、Webサイトのサイドバーやフッターなどに設置できるパーツのことです。
カテゴリー、最新記事、人気記事、カレンダー、検索フォームなど、さまざまな機能を持ったウィジェットを自由に組み合わせることで、サイトを自分好みにカスタマイズすることができます。
ウィジェットの主な機能
- カテゴリーやタグのリストを表示する
- 最新記事や人気記事を表示する
- カレンダーを表示する
- 検索フォームを表示する
- カスタムHTMLやテキストを表示する
- ソーシャルメディアのボタンを設置する
- 広告を掲載する
ウィジェットの変更方法
WordPressのウィジェットを変更するには、以下の手順で行います。
- WordPress管理画面にログインします。
- 外観 > ウィジェットを選択します。
- 左側のウィジェットエリアと、右側の利用可能なウィジェットを確認します。
- 変更したいウィジェットエリアに、利用可能なウィジェットをドラッグ&ドロップします。
- 各ウィジェットの設定画面で、表示内容やデザインなどを変更します。
- 変更が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。
投稿・更新方法について
更新出来るページの種類
WordPressにおける「固定ページ」「投稿」「カスタム投稿」「ブログパーツ」「再利用パターンパーツ」などは、それぞれ異なる役割と特性を持つコンテンツタイプであるため、種類が分けられています。
それぞれのコンテンツタイプを適切に使い分けることで、Webサイトをより効果的に管理し、ユーザーにとって使いやすいコンテンツを作成します。
まずはその使い分けについてぜひ覚えてくださいね。
固定ページ
主に静的なコンテンツを掲載するページです。更新頻度が低く、重要な情報を掲載するのに適しています。
会社概要、サービス内容、お問い合わせなど、頻繁に変更しない重要な情報を掲載します。
WordPress管理画面の「固定ページ」メニューから作成・編集できます。
投稿
ブログ記事など、頻繁に更新するコンテンツを掲載するページです。記事ページ単体と、記事ごとに日付やカテゴリが設定され、ブログを一覧形式で表示することができます。
WordPress管理画面の「投稿」メニューから作成・編集できます。
カスタム投稿
商品情報、イベント情報、レシピ、施工事例、採用情報など、通常のお知らせやブログ投稿とは切り分けて使いたい独自のコンテンツタイプを作成するのに適しています。
カスタム投稿の種類によって異なりますが、通常はWordPress管理画面の「カスタム投稿タイプ名」メニューから作成・編集できます。
ブログパーツ
SWELLテーマ独自の機能で、複数のブロックを組み合わせたコンテンツをあらかじめ登録しておき、記事内やウィジェットなどに簡単に挿入することができます。
SWELLテーマ管理画面の「ブログパーツ」メニューから作成・編集できます。
再利用パターンパーツ
WordPress標準機能のブロックパターンで、よく使うブロックの組み合わせをパターンとして登録しておき、記事内に簡単に挿入することができます。
WordPress管理画面の「パターン」メニューから作成・編集できます。
記事を投稿する前の準備と設定方法
WordPress記事を投稿する際に、以下の要素を事前に準備することを 強く推奨 しています。
- タイトル(サイト内でのタイトルと検索結果用のタイトル)
- 本文
- アイキャッチ画像
- URL
- 抜粋文・ディスクリプション
サイト内でのタイトルと検索結果用のタイトル
- サイト内でのタイトルは、記事の見出しとして表示されます。
- 検索結果用のタイトルは、検索エンジンに表示されるタイトルです。
- どちらも、簡潔で分かりやすく、記事の内容を的確に表すようにしましょう。
記事のメインコンテンツ
- 読みやすく、分かりやすい文章で書きましょう。
- 見出し階層や箇条書きなどを活用して、文章を整理しましょう。
- 本文の中で使う写真や画像を用意しましょう。
記事の書き方については以下のコラムにて解説していますので、ぜひご覧ください!
記事のサムネイル画像
- 記事のサムネイル画像として表示されます。
- 視覚的に訴求力のある画像を作成、選びましょう。
- 適切なサイズと解像度の画像を使用しましょう。
アイキャッチ画像の推奨サイズは、1200 × 630px
1200 × 630pxはOGP画像の推奨サイズでもあるため、記事をSNSでシェアした際に、きれいに表示することができます。
記事の固有のURL
- 記事の固有のURLです。
- キーワードを含めると、SEO対策に効果的です。
- 短く、分かりやすいURLにしましょう。
- 日本語のままにならないように注意しましょう。
翻訳ツールなどを使って生成することをおすすめしています。
記事の要約
- 抜粋文は、サイト内での記事の要約を記載します。
- ディスクリプションは、検索結果に表示されるため、記事の内容を簡潔にまとめましょう。
- 読者の興味を引くような文章で書きましょう。
- 記事のカテゴリーを設定することで、記事を整理することができます。
- 適切なカテゴリを設定することで、ユーザーが記事を見つけやすくなります。
- 記事に関連するタグを設定することで、記事を関連付けることができます。
- 適切なタグを設定することで、SEO対策に効果的です。
- 記事内で関連する記事へのリンクを貼ることで、ユーザーが記事をより深く理解することができます。
- ユーザーの滞在時間を延ばす効果もあります。
上記は、WordPress記事を投稿する際に準備することを推奨している要素です。これらのものをしっかりと準備することで、より質の高い記事を作成することができます。
各種ブロックや機能について
ブロックの種類
WordPressには、様々な種類のブロックが存在します。
代表的なブロックとその種類、主な用途を以下にまとめました。
WordPress標準ブロック
ブロック名 | 説明 |
---|---|
段落 | テキストコンテンツの基本ブロック。太字、斜体、箇条書き、番号付きリストなどの装飾も可能。 |
見出し | H1からH6までの見出しブロック。記事の構造を明確にするために使用。 |
画像 | 画像を挿入するブロック。サイズ変更、キャプション追加、リンク設定などが可能。 |
ギャラリー | 複数の画像をまとめて表示するブロック。グリッドレイアウトやスライダーレイアウトを選択できる。 |
リスト | 箇条書きや番号付きリストを作成するブロック。ネストリストにも対応しています。 |
引用 | 引用文を挿入するブロック。引用元情報も入力できる。 |
音声 | 音声ファイルを挿入するブロック。 |
カバー | 背景に画像を敷き、その上にテキストを重ねて表示するブロック。 |
ファイル | ファイルをダウンロードできるブロック。 |
動画 | 動画を埋め込むブロック。YouTubeやVimeoなどの動画サービスに対応しています。 |
フォーマット済みテキスト | 段落の書式を直接入力できるブロック。HTMLタグを使用することもできる。 |
ソースコード | ソースコードを挿入するブロック。シンタックスハイライト機能も搭載しています。 |
クラシック | クラシックエディタで作成したコンテンツを埋め込むブロック。 |
カスタムHTML | HTMLコードを直接入力できるブロック。 |
整形済みプルクオート | 引用文を装飾的に表示するブロック。 |
表 | 表を作成するブロック。行や列の追加、削除、セル結合などが可能。 |
詩 | 詩や歌詞などをフォーマットして表示するブロック。 |
ボタン | ボタンを作成するブロック。テキスト、リンク、スタイルなどを設定できます。 |
ソーシャルメディア | ソーシャルメディアのボタンを設置するブロック。 |
コメント | コメントフォームを挿入するブロック。 |
フォーム | フォームを作成するブロック。 |
カレンダー | カレンダーを挿入するブロック。 |
最新記事 | 最新記事を一覧表示するブロック。 |
人気記事 | 人気記事を一覧表示するブロック。 |
関連記事 | 関連記事を一覧表示するブロック。 |
SWELLテーマ専用ブロック
SWELLテーマには、WordPress標準のブロックに加えて、SWELLテーマ独自のブロックが多数用意されています。これらのブロックを組み合わせることで、よりデザイン性が高く、機能的な記事を作成することができます。
ブロック名 | 説明 |
---|---|
キャプション付きブロック | 画像にキャプションを添えて表示するブロックです。 |
関連記事ブロック | 記事に関連する記事を一覧表示するブロックです。 |
吹き出しブロック | 吹き出し形式の文章を作成するブロックです。 |
SWELLボタンブロック | デザイン性の高いボタンを作成するブロックです。 |
FAQブロック | よくある質問とその回答を一覧表示するブロックです。 |
アコーディオンブロック | コンテンツを折りたたみ式で表示するブロックです。 |
ステップブロック(タイムライン) | ステップ形式のコンテンツを作成するブロックです。タイムライン表示にも対応しています。 |
バナーリンクブロック | バナー形式のリンクを作成するブロックです。 |
投稿リストブロック | カテゴリーやタグを指定して、必要な数だけの投稿記事を表示するブロックです。 |
SNSフォローブロック | SNSのフォローボタンをまとめて表示するブロックです。 |
カウントダウンタイマーブロック | カウントダウンタイマーを挿入するブロックです。 |
ソーシャルシェアボタンブロック | 記事のソーシャルシェアボタンを挿入するブロックです。 |
いいねボタンブロック | 記事のいいねボタンを挿入するブロックです。 |
プロフィールカードブロック | プロフィールカードを作成するブロックです。 |
お問い合わせフォームブロック | お問い合わせフォームを挿入するブロックです。 |
テーブルブロック | 表を作成するブロックです。行や列の追加、削除、セル結合などが可能。 |
コードブロック | コードを挿入するブロックです。シンタックスハイライト機能も搭載しています。 |
カラムブロック | コンテンツを複数のカラムに分割するブロックです。 |
グループブロック | 複数のブロックをまとめてグループ化するブロックです。 |
メディアとテキストブロック | 画像とテキストを組み合わせたレイアウトを作成するブロックです。 |
続きを読むブロック | 記事の続きを別のページで読むためのリンクを挿入するブロックです。 |
改ページ区切りブロック | コンテンツをページ分割するブロックです。 |
スペーサーブロック | ブロック間に余白を追加するブロックです。 |
ウィジェットエリアブロック | サイドバーなどに表示されるウィジェットエリアを挿入するブロックです。 |
上記に関する各ブロックの使い方については以下の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください💡
ブロックは数が多いので、少しずつチャレンジしていただくことをおすすめしております。
文字を装飾する
これさえ覚えておけばOK! という装飾方法も合わせてご紹介しますね。
- 色を変える
- マーカーを引く
- 大きさを変える
- 太字にする
- リンクを貼る
記事内で、ユーザーが読みやすく理解しやすくするために、こういった装飾も少しずつチャレンジしてみてください!使い方については以下の記事にて解説しています💡
まとめ
このマニュアルを最後までご覧いただきありがとうございます!
基本的な操作からちょっとした応用まで、WordPressサイトの管理方法について理解を深めていただけたことと思います。これからは、更新スキルを活かして、定期的なコンテンツ更新やサイトの最適化を行い、集客やブランドの認知度向上に努めてくださいね。
また、ウェブサイトは進化し続けるツールですので、新しいトレンドや機能更新にも注目し、継続的にサイトを改善していくことが成功への鍵です。
何かご相談などがあれば、随時ご連絡をいただければ幸いです。