トレンドに流されず重要性を見極めるためのデジタルマーケティングの特徴
マーケティングとは、売れ続ける仕組みづくりと買いたい気持ちづくりが大切だとお話ししました。
記事はこちら(デジタルマーケティングの全体像)からご覧ください。
これらの仕組み作りをデータを使って行うマーケティングのことをデジタルマーケティングといいます。
テクノロジーの発展で目まぐるしく手法が変化したり、新しくどんどん増えてくるデジタルマーケティング。
まずはどの手法から取り組んだ方が良いのか?
などを含めデジタルマーケティングの施策を選ぶときのヒントになれば幸いです。
デジタルマーケティングとウェブマーケティングの違い
デジタルマーケティングとは
デジタルマーケティングはアプリからもたらされる位置情報や自店舗のデータ、SNSの投稿などオンラインオフライン問わず、幅広いデータを売り上げ向上のために活用していきます。
ウェブマーケティングとは
ウェブマーケティングは、ウェブを中心としたマーケティングでインターネットからユーザを集客して資料請求や商品の購入といったアクションえと導く、デジタルマーケティングの手法の中の1つのことです。
デジタルマーケティングという言葉からは最新のテクノロジーやツールを導入し、様々なデータを分析したり、新しいマーケティングと言うイメージを思い浮かべる人が多いと思います。
人工知能(AI)やVRなどの新しい技術に関心を持つ事は大切ですが、これまで使われていた手法もしっかりと理解しておく必要があります。
デジタルマーケティングの変遷(移り変わり)
例えば、Google検索→Twitter→LINE→メルカリという順番で世の中に出てきたと言うような開始時期の年代等も知っていて損はありませんのでぜひ調べてみてください。
2000年以降のデジタルマーケティングのトレンドをご紹介します。
2000年~2005年
バナー広告、SEO.SEM、メールマガジン、アフィリエイトなど
2006年~2010年
アクセス解析、メールマーケティング、ブログ
2011年~2015年
SNS、スマートフォン、ビッグデータ、DMP
2006年~2020年
AI、AR、VR
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ウェブのバナー広告から始まり、メルマガ、SEO(検索エンジン最適化)やSEM(検索エンジンマーケティング)、アフィリエイト(成功報酬型広告)など次々と新しい手法が登場してきました。
中には登場してから10年以上経っているものもあり、時代遅れの施策と思う人も多いかもしれませんが、これらは売り上げの土台を作ってくれる大切なものです。
もう充分やっているよと思っていても、実は意外とやれていないことが多くあります。
SEOやSEM、アフィリエイトなどは売り上げの土台を作るデジタルマーケティングの基礎です。
最新のデジタルマーケティングを導入するには?
方法の新しさとその手法の重要性は異なります。
変化の激しいマーケティングの世界ですから、現在効果の良い施策がこれからもずっと良い効果を発揮するとは限りません。
例えば2000年代の前半には、懸賞サイトなどでメールマガジンの登録者数を増やして、そのリストに配信することで大きく売り上げを伸ばしたECサイトもありました。
しかし、現在そのような手法をとっている企業はほとんどありません。
今はメールを見ない人も多く、逆にSNSを見る人が増えていますよね。
技術や手法の数も多くまた、その手法の効果も時代によって変わるんです。
少し難しく感じるかもしれませんが、選び方よりまず手法の新しさと重要性を踏まえた上で使っていく順番を考えていきましょう。
例えば、お客様の行動に合わせて自動で家手を出せるMA(マーケティングオートメーション)は、見込み客のリストとデータがなければ活用できません。
多くの最新テクノロジーは、導入に時間がかかる傾向があります。見込み額のリストとデータが集まった段階で行うなど使用時期の見極めも必要になってきます。
お客様の行動におけるタイミングに注意
例えば、お客様と最低限のコミニケーションもできていないのに、いきなりLINEで頻繁にメッセージを送ったら相手も困ってしまいますよね。
よくあるのはスタンプが欲しくてブランドの公式LINEアカウントと友達になったら、メッセージ数が多くてブロックしてしまうと言う事はありませんか?
そのことを踏まえて、デジタルマーケティングにおける施策の優先度をまとめてみます。
デジタルマーケティングにおける施策の優先度
最重要
SEO、SEM、メールマガジン、アフィリエイト、スマートフォン最適化、アクセス解析
次に実施
メールマーケティング、SNS
検討後に実施
新しいテクノロジーやツール
次々と新しいツールが登場するこの業界では、トレンドのものにTwitterなどで注目が集まりがちです。
実際に基本的な施策をしっかりやり切る、自分のビジネスにどのようなインパクトがあるかを検討した上で、それらを導入することが大切です。闇雲にトレンドのものを投入してしまうのはやめましょう。
トレンドのツールの導入のタイミングを間違えてしまったら、うまく使いこなせないかもしれません。そうなるとそれは使えない、ダメなツールや施策であると言う評価になってしまいます。
デジタルマーケターは、トレンドに流されず施策の重要性を見極めながら、自分たちのビジネスの戦略や戦術、打ち手を決定していく必要があります。
まずはトレンドのデジタル手法ではなく、基本的な施策をやり切りましょう!
トレンドの手法が必ずしも重要だとは限りません。
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