複数事業はブレて見えて当然?「何屋さんか分からない」と言われないために。

こんにちは、こんたです!
サービスはあるのに伝わっていない。
SNSでは動いているのに、サイトには載っていない。
そんなちょっともったいない状態を、仕組みと戦略で整理していきませんか?
今日は、先日の添削会から見えた「複数事業の整え方」について共有します!
複数事業を“伝わるカタチ”に整える方法について、生徒さんの全体設計を見ながらふと感じたこと。
あれ…?やってること全部つながってるのに、
外から見ると“何屋さんか分からない状態”になってるかも。
サービス内容もスキルも魅力もちゃんとある。
でも、それがうまく言語化されていなかったり、発信やホームページに反映されていなかったりすると
「この人って何の専門家なんだろう?」と受け取られる可能性が高くなります。
同じ業界の専門家だとはわかるようになっていても、それを「依頼していいのかどうか」がわからない状態になっている場合もあるんですよね。
そこで今回は、添削会でお話しした内容もふまえて、
複数事業をどう整理し、どんな順番で見せていくか、そしてホームページやSNSにどう反映させていくかについてまとめました。
まずは「自分の軸」から。
何を中心に据えるかがすべての土台
複数の事業がある場合、まず整理しておきたいのは、「自分のメイン事業は何か?」ということ。
- Webサイト制作事業が軸なのか
- 講座ビジネスなどのコンテンツ販売が軸なのか
- コンサルティングが軸なのか
どこを“起点”に据えるかを決めるだけで、そのほかのサービスが「補完関係」に整理され、見せ方がグッと統一されていきます。
サービスが増えたら、補強設計で“ブレない人”に見せる
複数の事業をただ並べるのではなく、
「それぞれのサービスは、どの課題を補うためにあるのか?」という視点を持つのがコツです。

たとえば
- 制作がメイン
→ 講座は“育成”として補う - 講座がメイン
→ 実案件提供は“実践の場”として補う - コンサルがメイン
→ SNS運用代行やサポートは“成果導線”として補う
など、全部を同じレイヤーで紹介するのではなく、役割で整理することで、お客さまにとっての「選びやすさ」も大きく変わりますよね。
「 全部見せる 」 必要はない。
出すタイミングも出す相手も、戦略のうち
サービスが増えると「全部ホームページに載せなきゃ」と思いがちですが、実はそうでもありません。
- 最初は載せずに裏メニューとして置いておく
- 成果が出たタイミングでリリースする
- 特定の人にだけご提案、案内する
こうした「引き算の設計」によって、
選ばれている感や特別感が自然と出てきます。
サービスの順番や見せ方も、立派なブランド設計のひとつです!
ぜひ、すべてのコンテンツを出す中でも自社としてどのサービスがメインなのかを一度考えてみてくださいね。
同じ温度感ですべてのコンテンツを制作してしまうと、ユーザー側は迷子になってしまいます。
どれを選べばいいかわからないんだから、そりゃ離脱です。

誰だって、同じサービスを買うのならその内容を「メインとして」発信している人に依頼したいですよね。
ホームページ制作は、設計図なしに始めないで!
これ、添削会でも強くお伝えしたのですが…
事業の整理をしないままホームページを作ると、必ず後で困ります!
- あのサービスも載せたい
- この文章じゃ強みが伝わらない
- SNSと書いてあることが違う
…などなど、途中での迷いや追加工事が発生してしまう原因になります。
だからこそ、制作前にやっておくべきは💡
- 提供メニューの棚卸しとそのターゲット
→そしてサービスごとの集客に対する比重・優先順位を決める - 自分のポジションの明確化
→その中でも、必要とされる場所はどこなのかを明確にする - 発信内容とWebサイトの整合性確認
→メイン事業を軸に考え、サブ事業との発信の比率を検討する
このあたりの地ならしがきちんとあるだけで、ホームページはどんどん資産として育っていきます。
SNSとホームページの「温度差」が信頼を落とすことも
SNSではあれこれ発信しているのに、
ホームページでは情報が古いままだったり。
そもそもサービスが載っていなかったり…。
これ、実は知らないうちに信頼を失っているパターンなんです。
- サイトとSNSでキャラや言葉遣い、そもそも販売商品が違う
- 発信内容と料金・サービスが食い違っている
- SNSでは人気でも、Webで検索すると情報が出てこない
発信とWebサイトが連動していないと、「なんだかチグハグだな」と感じさせてしまうので、
今の自分がどう見えているかを整理しておくことが大切です。
サービスを「提供しているだけ」では、選ばれません
実際にやっているサービスなのに、サイトに載せていない…
そんなケース、意外と多いんですよね。
でも、情報が載っていない=存在しないものとしてユーザーには扱われてしまいます。
「ここに載せておけば問い合わせが来たかもしれないのに…」
そんな機会損失を防ぐためにも、“届けたいサービスは見せる”設計をしていきましょう!
まとめ
“点”ではなく“線”で考えると、事業はもっと伝わる
複数のサービス、SNSでの発信、Webサイトの情報。
それぞれがバラバラに見えていたとしても、
「この人はこういう想いで、この順番で届けているんだな」と線でつながって見えると、一貫性と信頼感が生まれます。
最後にポイントだけもう一度おさらいすると…
- 自分の中心軸を決めよう
- サブ事業は、補強パーツとして設計しよう
- SNSとWebサイトの情報を揃え、比重を考えながら整えていこう
- サービスを届けたいなら、メイン事業の専門家としてちゃんと見せること
もし今「自分のサービスってどう整理したらいいんだろう?」「ホームページに何を載せたらいいのか分からない…」と感じている方は、
そのモヤモヤこそが、整理と設計のチャンスです!
こんたホームページ製作所や、私が主催しているオンラインサロンでは、こうした「伝えたい想いを、伝わるカタチに整える」サポートをしています。
ご相談やお問い合わせはお気軽に☺️
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